会報57号 ♪だんゆうかい♪ 2012/4/20
―― 赤木・山口・吉田でつくられたトライアングル Part1 ―
団友会の皆さま、こんにちは!春爛漫 いかがお過ごしでしょうか ❀
日頃は、団友会活動にご協力をいただきまして、本当にありがとうござい
ます。今年のコンサートにむけて練習も始まったのもつかのまでが・・・
ヨココンは止まりません!!
来年は、横浜音楽散歩シリーズの3回目、 〜横浜で活躍した知られざるアレンジャー〜と題し「赤木一晶編曲作品展」をとりあげます。懐かしく思われる方がたくさんおられることと思います。赤木さんといえば、バッハ・ビートルズ・ある愛の詩などヨココンとはきってもきれないアレンジャー。
♪♪♪♪ ヨココンを大きく育てていただきました ♪♪♪♪
|
そんな赤木さんって・・どんな方?亡くなられてもう何年?ということで、第1回目の赤木PJ会議が開かれ、音楽監督の吉田先生を始め、マロン時代のご案内役の団友の山口泰司さん、団友会の渋谷寿一さん、代表者の金野さん、企画部長の廣瀬さんと一緒に団友会事務局として同席させていただき、お話しをお聴きすることができました!
昭和8年、岡山県にお生まれになり、昭和31年岡山大学理学部をご卒業されます。ご両親を始め、ヴァイオリン、ピアノと演奏される音楽一家!
この子供時代の音楽環境が、赤木さんの後の編曲家としての人生に大きな影響を与えたことには間違いありません。
あるときは普通のサラリーマン、背広を脱ぎピアノの前に一旦座ると、その指先からは素敵な音を奏でるアレンジャーに大変身!
編曲は耳コピーから始まり伴奏譜、次に合唱譜を作るという丁寧な編曲でした。
1978年(昭和53年)6月、ご逝去。享年45歳でした。
第15回マロン・コンサート(1973年)
Ⅰ.「ある愛の詩」 編曲:赤木一晶
Ⅱ.「きよしこの夜」 作/編曲:赤木一晶
Ⅲ.サイモンとガーファンクル 全7曲 編曲:赤木一晶
編集後記
山口さんのお話しの中で「演奏で大切なものは目と耳と心」だと言われておられました。目で見せて、耳を響かせ、そして心を動かす・・・PJ会議に同席させていただきわかったことは、その当時の社会性と相まって、仕事をしながら休む時間をさいてまでも編曲なさった、赤木さんの庶民的で真面目な人間性に感動いたしました。と同時に、それをヨココンがきっちりと演奏をしたことも、赤木さんの編曲の活動力になったのかもしれません。
目に見えないたくさんの絆で結ばれているのですね!
来年、トライアングルをご一緒にならしてみませんか・・・♪
次回につづく